「帰還者の魔法は特別です」第62話を読みましたのでネタバレを紹介します。
拘束されつつも、エステバンの侵入を気づいた理由を言わないデジール。
処刑扱いされても、死を選ぶと宣言したデジールに、ビルヘルムは笑った。
そして彼らは拘束を解かれ、昇格した。
一方で、騎士団長としてアゼストと対面した。
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帰還者の魔法は特別です【第62話】を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました!
このページでは文字だけのネタバレとなりますが、絵も一緒に見た方が絶対に楽しいですよね!
ピッコマでは1日1話しか読めないので、過去の話を振り返る時に不便なので、ご活用いただければと思います。
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帰還者の魔法は特別ですのあらすじ
”クエスト”エステバン”進行率42.4%。
タカ族の長、血紅のタカを捕獲しました。
意欲を失ったタカ族はしばらくの間、エバナーテン領を攻めて来れません。”
-ガチャン
「……」
デジールはタカの牢屋に入っていく。
-ジャラッ
タカの耳飾りが音を立てる。
(…あの耳飾りは…カーンの末裔の証!)
それに見覚えのあるデジール。
メルゲール・カーン、歴史の本にも書かれているほどの人物。
そして彼の末裔も厄介なことで知られている。
恐らくこいつらが、影の世界クリアの最大の壁となることだろう。
(カーンの末裔なら、部族を誇る思いは相当なもののはずだ。見た目だけでカーンの末裔だってわかってよかった…。それよりアゼスト…よくこんなのを一人で…!)
アゼストに聞いて、デジールもびっくりしていた。
「話がしたいんだ。口を塞いでるのを取るけど噛むなよ」
「プハッ!ペッ」
デジールは彼の口を聞けるようにした。
そしてタカはデジールに唾をかけた。
「ハハッ。歓迎の挨拶ありがとう」
怒ることなくデジールは、顔の唾を拭いた。
「提案があるんだ。おまえを含め、部下たちも全員解放してやる」
「なにっ!?」
彼の提案に驚きの声をだすタカ。
「偉大なカーンの末裔であり、昔からエバナーテンの悩みの種だったおまえたちに、アルリヤドを与える」
アルリヤドとは、部族間の戦争後に勝利した部族の族長が与えるもの。
「!!」
タカは目を見開いた。
帰還者の魔法は特別です【第62話】のネタバレ
-取り引き-
「…誰だおまえ?なぜアルリヤドについて知ってる?」
「自己紹介がまだだったな。俺はこの領地の策士だ」
デジールはタカに頭を下げ挨拶する。
「策士。おまえがどうしてアルリヤドについて、知っているのかは知らないが、おまえには資格がない。わしをわしらを倒した金髪の女!あの女にしか、そのセリフを口にする資格がない」
タカは拘束された腕を少し動かす。
「あったしかに俺がおまえたちを倒したわけじゃないけど、俺にも資格があるんだ」
笑った顔の表情を変えないデジール。
「どういう意味だ…!」
「食料を砂にすり替えたのはおれだから…」
「!!」
彼の言葉を聞いて、目を見開いた。
「貴様が…!!許さん!!」
-ジャラジャラ
許せないタカは、拘束された腕を動かしはじめた。
「なぜ貴様が!!今すぐ鎖を外せ!!その首を引きちぎってやる!!」
殺す勢いの形相で、デジールを見るタカ。
しかし急に力の入っていた手を緩めた。
「はぁいいだろう」
「それじゃ…」
「断る」
提案を受け入れたと思ったが、タカは断ったのだ。
「どうせ助ける代わりに、二度とここには来るなというのだろう。違うか?」
チラッとデジールを見たタカ。
デジールをコクリと頷いた。
「…その通り」
「そうだと思った。おまえたちは敵だ。そしてわしらは、今回の戦いで何も得ることができなかった。
今おまえはわしにプライドを捨て、部族の目的を諦めろと言っているのだ。わしは自ら敗北を選ぶことなどできない」
(敵か…こいつを死刑にしてなくてよかった。クエストはまだ40%しか進んでないし、死刑にしてたら族長の仇をとるために、部族全員が攻め入ってきただろう…。
だけど断られてしまったから、他の方法を考えないとな…)
デジールは違う方法で説得する。
「おまえは名高い戦士だ。だけど自分のことしか見えてない」
「なんだと…?」
「戦士としてのプライドを守ることしか考えてない。
部族全体を考えないでどうする」
「あいつらはわしの決定を理解する」
「戦士としては理解するかもしれないけど、指導者としてどうだ。族長になった瞬間から、おまえの命はおまえだけのものじゃない。
もしおまえに恨みがある部族にタカ族が襲撃されると、指導者を失った部族はその攻撃を回避することができるだろうか?」
デジールは族長がいなくなったときの話をする。
「知ったようなことを言うな…!わしを脅すのか!?」
「脅してんじゃなくて、取引しようって言ってんだ」
「ハッ!わし以外にも部族を率いることができる戦士はいくらでもいる」
「…断言できるか?」
デジールは問いかけた。
(できるわけない。そんな戦士がいないから、エバナーテンまで一緒に来たはずだ。いいぞ、悩んでる。悩んでる)
考えているタカに手を差し出す。
「もう一度言う。これは取り引きだ。目的の食料だって分けてやるから」
ニコッと笑いかけるデジール。
「すなわち敗北を選ぶのではなく…平和条約を結ぶだけ」
「クッ…マムシのような野郎だ」
タカの口元が笑った。
「ハハッ…それって褒めてんだよな?」
「いいだろう!族長としての名誉をかけ、その提案受け入れてやる」
-商売-
ケルバン領。
「あーっ!!マジで意味わかんない!なんなのよ!!なんで私がここまで来て、商人として働かなきゃなんないわけ!?」
ロマンティカが叫んでいた。
「商団の運営は実家でももう卒業したのに!!」
少しだけムッとした表情をしているロマンティカ。
そして独り言が続く。
「まぁ…知識はあるからラクっちゃラクだけど…。プラム!デジール!あいつらホントどこ行ったの!?」
もう一度叫ぶ。
「はぁ…一人って不安だな。こういうときデジールがいればいいのに…。えっ!?」
不意にデジールを思い浮かべた。
「キャーッ‼何言ってんのよ!?頭おかしいんじゃないの!?バカバカ!誰かに見られたら死ねる!!」
「見てしまいました。商団主様」
一人騒いでいるところに、男性が入ってきていた。
「キャッ!!エミール!ノックしろって何回言えばわかんの!?」
エミールがいることに気付かなかった彼女はビクッとした。
「ちゃんとしましたよ…。聖都の情報を調べてきました」
「あっありがと…!」
渡された紙を開く。
「今、聖都の状況はあまりよくないようです。税率も問題ですが、おかしな噂のせいで商団がすべて撤収したらしいんです」
「噂?」
「一人で出歩いてる人を誘拐し、皮を剥いで食べる悪霊がいるんですって…」
「何それ!?そんな噂、真に受けてないで仕事でもしてなー」
ロマンティカは呆れた顔をして、紙を返す。
「信じていただけないと思いました。ただ…状況は思ったより深刻です。悪霊かどうかはわかりませんが、誘拐犯がいるのは事実です」
エミールの話をロマンティカは聞き入れた。
「その上聖都では人々の金銭的余裕を奪うためか、増税によりみな悲鳴を上げています」
「えっ?なら都市を脱出する人も多いんじゃ…?」
「はい。路頭に迷う人が増えてきました」
「聖都まではそう遠くないから、こっちにも流れてきそうなね」
座る場所を変えたロマンティカ。
「うーん、それはどうでしょうか。領主が路上生活者を受け入れるなとおっしゃっているので」
「えっ?薄情な領主ね!」
「その逆ですよ。路上生活者が増えれば、領地がめちゃくちゃになってしまうじゃないですか」
「だけどそれじゃみんな路上で凍死しちゃう…」
彼女の言葉に、エミールは思い出すかのように言った。
「あっ北のとある領地が路上生活者を受け入れているそうです」
「へぇー!なんていうとこ?」
「エバナーテン領です」
「…どっかで聞いたことある」
ピクッと反応したロマンティカ。
「エステバンの侵入を防いでいる領地として有名です」
「エミール。地図持ってきて!」
広げた地図でエバナーテン領を探す。
「そこの領主も有名なんです。領主にしては珍しく良心的で、聖都にいた頃ヘブリオン帝国との戦争を勝利に導いた人です」
「エバナーテン!ここだ!」
-ピロンッ
メインクエスト”エバナーテンの損族”がはじまります。
エバナーテン領が抱えている二つの問題を解決してください。
クエスト”エステバン”:進行率100%
クエスト”路上生活者”:進行率30%
ロマンティカにクエストが発動したのだ。
「エミール。今すぐエバナーテンに行く準備をして!」
ロマンティカは立ち上がった。
「えっ?聖都じゃなくてですか?」
「そこはもういい!エバナーテンで商売するわよ!!」
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帰還者の魔法は特別です【第62話】感想
ついにロマンティカさんも出てきましたね!!
違う領地にいたとは…!
クエストが出たことで、エバナーテンに行くので、デジールさんたちとも出会えそうですね!!
ロマンティカさんにとってデジールさんは、力強い存在なのでしょうね!
だからこそ、「いてくれれば…」なんて思い浮かべたのでしょう。
デジールさんの提案をタカは吞みましたね。
その提案のおかげで、クエストの進行率が100%なのでしょう。
クエストもあと一つでしょうか!
ロマンティカさんも合流して、どうなるのでしょう!
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