「帰還者の魔法は特別です」第69話を読みましたのでネタバレを紹介します。
商人のロマンティカがきたことで、路上生活者の食料問題を解決に導けたデジールたち。
一方でビルヘルムは、路上生活者がゴットハイムから大半がきているとこを知った。
そしてそこでは、謎の失踪事件が起きていた。
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帰還者の魔法は特別です【第69話】を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました!
このページでは文字だけのネタバレとなりますが、絵も一緒に見た方が絶対に楽しいですよね!
ピッコマでは1日1話しか読めないので、過去の話を振り返る時に不便なので、ご活用いただければと思います。
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帰還者の魔法は特別ですのあらすじ
解決策を探すためにもらった時間は残り…一日。
「また随分と雪が積もったな」
デジールが建物の外に出た。
「リリカ?」
外にはリリカが一人で雪ダルマを作っていた。
「何してるんだ?」
「お友達を作ってるの」
「友達?」
「うんっ!雪だるまはリリカのお友達なの!」
じゃーんと手を伸ばして笑うリリカ。
デジールは悲しい顔をして、少女を見た。
「そんな目で見ないでよ!ホントにお友達なんだよ!こっちに来る前に仲良くしてた故郷のお友達!」
「あー想像の中の友達じゃなくて?」
腰を低くして、リリカと同じ高さにするデジール。
「前にお兄ちゃんにあげたカルロスも、本当のお友達だったの。おばけがつれてっちゃって、お別れの挨拶ができなかったけど…」
「…おばけ?」
戸惑い気味のデジール。
そんな彼の背後から。
「一人で出歩いてる人を捕まえ、生きたまま皮を剥がしてたべるっていうバケモノのこと?」
「あっお金持ちのお姉ちゃん!」
そこにはロマンティカがいた。
「ちょっと!そんな呼び方しないでよ!正しくは大金持ちのお姉ちゃんよ!」
変なところを気にする彼女にデジールはあきれていた。
「お姉ちゃん、おばけのこと知ってるの?」
「こっちではまだ噂が広がってないみたいだけど、私は聖都から近いところにいたからね」
「リリカって聖都から来たのか?」
「うんっ。そうだよ。路上生活者地区にいる人たちは、みんな聖都から来たんだよ!」
「えっ!?みんな聖都から!?」
気づいていなかったデジールは、ロマンティカとリリカの顔を見る。
「あんたホントに何も知らないのね」
(俺はバカか!大切なことを見逃していた!問題を解決するためには、原因を調べる必要があるというのに…!)
デジールは、手を顔に持っていき考えていた。
「お兄ちゃんどうしたの?」
「ほっときゃいいのよ」
「ロマンティカ!その話詳しく聞かせてくれ」
帰還者の魔法は特別です【第69話】のネタバレ
-解決策-
翌日。
「うむ…全員集まったようだ」
ビルヘルムの元にデジールたちをはじめ、エユランたちも集まっていた。
「話をはじめる前に、ロマンティカ商団主に感謝する。君のお陰で我が領の食料問題を解決することができた」
「とんでもございません。領主様」
ペコッと頭を下げたロマンティカ。
「およろこびになるのはまだ早いです。治安という重大な問題が残っております。領主様!」
全部を解決していないため、エユランはまだ反抗的にしている。
「その通りだ…。デジール。
約束した二日が過ぎたが、何か方法は見つかったか?」
ビルヘルムの問いかけに、彼は一歩でて答えた。
「はい。路上生活者を追い出し、これ以上受け入れないのも一つの方法ではあります。路上生活者の受け入れの義務はありませんので。
そうすると今起きている問題を解決することはできますが、路上生活者の数がへることはありません。根本的な解決には至らないのです。無責任さを露にするだけです」
デジールはチラッとエユランを見た。
彼女はプルプルと震えていた。
そしてデジールの口元はニコッと笑った。
「路上生活者問題を根本的に解決できる方法を考えて参りました。どうして路上生活者がふえているかご存知ですか?」
「聖都で起きていることが原因であろう」
デジールの問いに答えるビルヘルム。
「その通りです。浮浪者の大半は聖都の暴政から逃れようとここに来ました。問題はその暴政がいつかここ、エバナーテン領にまで影響をきたす恐れがあることです」
(めちゃくちゃになっていく聖国の首都。彼らは影の世界という重大な問題から、宗教上の理由で目をさらし続けてきた。
この事態の果てに待ち受けているのは…滅亡)
彼が以前の世界に陥った理由の一つ。
(聖国は影の世界の一級により滅亡してしまう。少数の生存者がアルテミス教を守り続けたことで、残骸が微かに残っているのみだ。
一緒に戦った仲間のプリシーラもまたその一人で、かつて最も大きかった大国の没落を悲しんでいた…)
デジールは思い返していた。
「このままではいつか大きな問題ぶつかることになります。ですので路上生活者が増える原因である。よじれた理想を押しつける聖国を、変えなければなりません!」
ビルヘルムに向ってビシッと言い切ったデジール。
「期待して聞いていれば…聖国を変える?呆れました!!」
黙って聞いていた神父が意見をした。
「領主様。このようなバカげた意見は…」
-ダンッ
神父が喋っているなか、アゼストが音を立てた。
両サイドのロマンティカとプラムでさえ、ビクッとしていた。
「な…なんだ?」
「お静かに…領主様とデジールの話が、まだ終わっておりません。神父様」
冷たい眼差しでアゼストが神父に言った。
彼が黙ったあと、ビルヘルムがデジールに問いかける。
「デジール。君は私に…反乱を起こせと言っているのか?」
そう問いかける彼の圧は、その場の誰もが恐れた。
「一つ聞こう。君が私が誰なのか知っているはずだ」
「はい、エバナーテンを率いる領主様です」
「今の私ではなく、かつての私の事を聞いている」
彼の話口調に違和感を感じたデジール。
(…何かがおかしい。声は…怒ってない)
「私は聖国にこの命とじんせいを捧げた。そんな私に反乱を起こせというのか?」
-剣を握っていた理由-
(領主様は…何が問題なのか知ってるんだ…!それなのに行動に移すことができなかっただけ。それなら俺がすべきことは…)
デジールはギュッと手を握った。
「私も一つお聞きしていいですか。領主様は聖国のためだけに剣を握られたのですか?他にも理由があったはずです。思い返してください。
枢機卿ベルヘルム・エバナーテンが、剣を守ろうとしたものがなんなのかを!」
「……ルム!ビルヘルム!ビルヘルム!!」
「んっ?んぐっ」
眠っていたビルヘルムが起きた。
「寝るなら帰って寝ろ!もう店を閉めるぞ!」
「…あぁもうそんな時間か」
「ほら…水!」
「すまない」
ジェフランが店を片付けながら話す。
「こんな酒が好きな枢機卿ははじめて見る。何事もほどほどにしろよ。
聞くところによると今回の審判も、この間の戦争も先頭きって戦う必要なかったらしいな。どうして自分から苦労を買うんだよ?」
そんなジェフランの問いに、ビルヘルムは持っていたコップを見る。
「どうしてってそれは……」
コップの中の揺れる水を見て、笑った彼は。
「この水一杯のためだ。高いブドウ酒などではなく…水一杯を百姓たちがいくらでも飲めるように!」
その頃をを思い出したビルヘルム。
(あぁそうだった。私の信念…みなのために…)
「私は剣を握ったのだ」
そう言ったのだ。
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帰還者の魔法は特別です【第69話】感想
デジールさんは知ってる様で知らないこともあるんですね。
リリカちゃんが聖都から来たとか、路上生活者の大半がそうだとか…。
でもそこから解決策を考えるのは、すごいことですね!!
集まった神父は、エユラン派なのでしょうね。
神父が意見しようとし時「そんな意見通らないよ」と思ってしまいましたね。
クエストをクリアするためとはいえ、デジールさんたちはきちんと考えてるのに、かのj達は全く考えていないことに腹が立ちます。
デジールさんは上手く領主様を動かせそうですね!
領主様は自分のためじゃなく、百姓のために剣を握っていた。
素晴らしいお方ですね。
それを思い出して、聖都に反乱を起こしてほしいです!
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