漫画｜あせとせっけん 最新話【第60話】のネタバレ考察・感想！香太郎と麻子が向かう先は？

あせとせっけん 60話のネタバレ・あらすじ・感想を紹介します！

こちらで紹介するのは、下記の記事です！

こちらの記事では文章のみでネタバレや感想を書いています！

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前回までのあらすじ

女性に絶大な人気を誇る化粧品＆バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子（やえしまあさこ）。

麻子は重度の汗っかきなのがコンプレックスなのですが、ある日、商品開発部の名取香太郎（なとりこうたろう）は「君の体臭は素晴らしい！　新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます！」といわれます。

恋愛関係になり、同棲をはじめた二人。

そしてついに名取家へご挨拶に行くことに！

実家の布団でハッスルする二人ですがお父さんの接近により中断。

翌朝、麻子は香太郎のお母さんと二人きりで話し、二人の関係のヒントを見つけるのでした。

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あせとせっけん【第60話】のあらすじ

麻子の感動やまず…止まらない涙

緊張の糸がほどけたのか、こらえてもこらえても涙があふれてしまう麻子。

少し戸惑うような、悲しいにおいを麻子から香太郎は感じます。

「例の場所」で少し休むことを提案する香太郎。

しかし、実はその場所がなくなっていたらどうしようかとひそかに焦ってもいました。

確かにあったと断言できるのは2年前。整備されてなくなっていてもおかしくありません……。

麻子を休ませるためにも、なんとしてでも存在していてほしい場所。

祈るような気持ちで曲がり角を曲がります。

発見！「切り株の休憩所」

ありました！

前に会社で話した「切り株の休憩所」。

大人二人は優に座れそうな巨大な切り株です。

昔は書きものもしていたといいますが、家のローテーブルよりも低い高さなので今では机として使うのは無理そうです……。

その思い出の場所は木漏れ日がたくさん差し込み、明るく、木々と土の匂いが心地よい場所。

自然とゆっくりと深呼吸した麻子の気持ちはだいぶ落ち着いたようです。

麻子の不安

麻子の涙の理由についてうれしかったからか聞く香太郎。

麻子は温かく迎えられたこと、ハグされたことのうれしさと同時に、自分が大丈夫だったかという不安も同時に沸き上がっていました。

まるで実家にいるような安心感。楽しさ。

それにかまけて事前に調べていたマナーが全然できていなかった。

リラックスしすぎだったのではないか……と。

けれど香太郎は、それが一番いい、といいます。

父と息子。名取家の方針。

実は昨日、寝室に向かう前に香太郎は父と2人で話をしていました。

おずおずと、麻子の印象を尋ねる香太郎。

朴訥といい子だな、という父。

しかし名取家の方針は「よそはよそ、うちはうち」

自立した大人である香太郎がどんな生活をして誰と結ばれようとそれは「よそ」の家庭の話。

親から望むことは何もない、と父は言います。

一見そっけないようですが、それは「元気で暮らせばそれだけでいい」

という気持ちの表れでした……。

ちなみに母は麻子が退屈していないかどうか父を質問攻めにしていたとのこと。

「あさぎり」誕生秘話！

そのエピソードを伝え、麻子が楽しく過ごせたということが一番の結果だという香太郎。

身に余るやさしさとますます涙が止まらない麻子に、香太郎はもう一つのここに麻子を連れてきた理由を伝えます。

香太郎が鞄から出したのは麻子が作った香太郎作のせっけん「あさぎり」のサシェ。

実は「あさぎり」は朝に来る時のこの森の香りをイメージして作った石鹸だったのです。

その時の商品開発のテーマは森林浴。

ユーカリの香りでこの森の潤いのある空気を表現しようとしたのでした。

売り上げは…芳しくなかったようです。

思い出の場所、思い出の香り。

話を聞くことで「あさぎり」の印象が変わったという麻子。

いとおしそうにその香りをかぎます。

「これからはこの香りをかぐたびこの場所を思い出すから…」

その言葉にうれしそうな香太郎。

森の香りだけでなく、実家のお茶の香りも、茶畑の葉の香りも、

大切な思い出として麻子の胸に刻まれたのでした……。

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